リッツワイキキではスイートで快適な空間を満喫できたほか、朝食やプールを楽しみ、最高のホスピタリティを体験することができました。
この記事では、リッツワイキキのうち、客室の特徴をまとめました。これからリッツワイキキに宿泊を検討している方に少しでも参考になればと思います。
では、さっそく見ていきましょう!
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目次
リッツ・カールトンワイキキ
ザ・リッツ・カールトンレジデンス・ワイキキビーチは、世界に30あるマリオット・ボンヴォイのブランドの中でも最上位に位置付けられている「リッツ・カールトン」ブランドの1つです。
なお、2023年時点でリッツ・カールトンは国内に7軒しかありません。
・ザ・リッツ・カールトン大阪(1997)←宿泊記
・ザ・リッツ・カールトン東京(2007)
・ザ・リッツ・カールトン沖縄(2012)←宿泊記
・ザ・リッツ・カールトン京都(2014)←宿泊記
・ザ・リッツ・カールトン日光(2020)←宿泊記
・東山ニセコビレッジ・リッツ・カールトン・リザーブ(2020)
・ザ・リッツ・カールトン福岡(2023)←宿泊記
- ホテル基本情報
- 開業:2016年7月
客室数:552室(エヴァタワー:307室、ダイヤモンドヘッドタワー:245室)
フロント:8階
所在地:383 Kalaimoku Street Waikiki Beach, HI 96815
連絡先:+1 (808) 922-8111
rcrwb.efolio@ritzcarlton.com
リッツワイキキはワイキキビーチから少し離れたクヒオ通り沿いに位置しており、ホテル周辺にはシャネルやグッチ、ボッテガ・ヴェネタなどのハイブランドの路面店が並んでいます。
ワイキキビーチに近いカラカウア通りからは少し離れており、とても落ち着いた雰囲気のエリアにあります。
フロア構成
リッツワイキキは、エヴァタワー(2016年7月〜)とダイヤモンドヘッドタワー(2018年10月〜)の2棟から構成されており全室オーシャンビューです。
さらに、それぞれのタワーでは中層までの「デラックス」、高層の「グランド」、最上層の「プレミア」の3種類のフロアから構成されています。
エヴァタワーとダイヤモンドヘッドタワーにおける3クラスの該当階はこちら↓
タワー | デラックス | グランド | プレミア |
エヴァ | 9〜22階 | 23〜32階 | 33〜36階 |
ダイヤモンドヘッド | 10〜25階 | 26〜34階 | 35〜36階 |
外から見るとこんな感じ↓
2つのタワーは独立しているわけではなく、8階にあるロビー階まではつながっています。
チェックインはエヴァタワーにあるフロントデスクで行い、その後、客室はエヴァタワーかダイヤモンドヘッドタワーかに振り分けられます。
ダイヤモンドヘッドタワーへは屋外の連絡通路を使用
両方のタワーは独特のアーチがかかっているため、部屋によって見える景色が変わってきます。
私が宿泊したエヴァタワーの部屋からはワイキキビーチのうち、ロイヤルハワイアンホテルまではギリギリ見ることができました。
一方、ダイヤモンドヘッドタワーでは部屋の種類にもよりますが、ワイキキビーチ側を向いている部屋が多いので、ダイヤモンドヘッドまで見ることができます(ダイヤモンドヘッドが必ず見られるというわけではありません)。
リッツワイキキでは客室を予約する際、タワーを選ぶことはできません。
客室からの眺望にこだわりたい方は、予約時にタワーをリクエストしてみるのも良いかもしれません。
チェックポイント
✅リッツワイキキは2つのタワーと3種類のフロアから構成
✅2つのタワーからの眺望は若干異なる
次に宿泊可能な部屋を見ていきましょう!
客室・スイート
宿泊可能な部屋の種類はこちら↓
客室名 | 写真 | 面積 | ポイント宿泊 |
オーシャンビュー | 38m2 | ○ | |
シティオーシャンビューコーナー | 45m2 | ー | |
デラックス・オーシャンビュー | 40m2 | ○ | |
グランド・オーシャンルーム1キング | 57m2 | ー | |
デラックス・オーシャンビュースイート | 58m2 | ○ | |
デラックス・オーシャンビューコーナースイート | 60m2 | ー | |
デラックス・オーシャンビュー・2ダブルベッドスイート | 70m2 | ー | |
グランド・オーシャンビュールームスイート | 78m2 | ○ | |
デラックス・オーシャンビュー・2ベッドルームスイート | 105m2 | ー | |
グランド・オーシャンビュー・2ベッドルームスイート | 95m2 | ○ | |
グランド・オーシャンビュー・3ベッドルームスイート | 140m2 | ー | |
プレミア・オーシャンビュー・3ベッドルームスイート | 149m2 | ー |
客室の間取りはハワイの不動産物件サイトCrossover Internationalから引用しました。
各フロアでは、ベッド数により部屋サイズが異なります。
エヴァタワーの間取りはこちら↓
ダイヤモンドヘッドタワーの間取りはこちら↓
リッツワイキキではマリオットポイントを使った宿泊も可能です。
ポイント宿泊が可能な客室はこちら↓
✅低層階のオーシャンビューまたは中層階のデラックス・オーシャンビューの2つから選択可能
✅上記2室に加え、期間限定でデラックス・オーシャンビュースイート、グランド・オーシャンビュールームスイート、グランド・オーシャンビュー・2ベッドルームスイートも選択可能(2022年時点)
エリート特典
マリオット系列ホテルでは、ロイヤリティプログラム(規約)に基づき、年間の宿泊実績に応じて5段階のエリートが設定されており、各エリートの特典が公表されています。
リッツワイキキはポイントボーナスとレイトチェックアウトの特典があります。
ただし、リッツワイキキは通常のマリオット系列ホテルと特典の取り扱いが異なり、無料の朝食や客室のアップグレードはありません。
これだけ聞くと残念が感じですが、メリットもあります。
モアナサーフライダーやロイヤルハワイアンホテルなど、ホノルルにあるホテルではリゾートフィー(Resort Fee)という宿泊料とは別にサービス利用料が徴収されます。
これは、有償宿泊やポイント宿泊に関わらず別途徴収されるもので、例えば、ロイヤルハワイアンホテルではリゾートフィーが42ドル(税込49.55ドル)かかります。
しかも、1泊ごとに徴収されるため、連泊すれば2倍、3倍となり、少々痛い出費になります。
一方、リッツワイキキではリゾートフィーが一切かかりません。
チェックポイント
✅リッツワイキキのエリート特典
ポイントボーナス(最大75%)、レイトチェックアウト(最大午後4時):対象
無料朝食、客室アップグレード:対象外
✅リゾートフィーは徴収されない
宿泊予約
※以降は2022年7月に宿泊した際の内容になります。
リッツワイキキでは客室のアップグレードがないため、宿泊したい客室があれば直予約するしかありません。
今回はどうしてもグランドフロアのスイートに宿泊したかったので直予約しました。
その理由は「高層階からのオーシャンビューを体験したい」「円卓付きの部屋で食事をしたい」
宿泊した時期はコロナ禍で円安物価高と海外旅行をするには非常に不利な状況。
その中でもゆっくりホテルステイでき、食事はリーズナブルに済ませたいと考えた結果、お部屋くらいは贅沢しよう!となりました。
予約したのは「グランド・オーシャンビュールームスイート」
部屋のサイズは76m2で、ラナイ(テラス)15m2を含めると90m2を超える広さ
それでは部屋の様子を見てきましょう!
客室まで
まず1階受付でウェルカムレイ(首飾り)をいただきました。
子供は右のネックレスでとっても可愛い!
アサインされたのはエヴァタワーの高層階に位置する27階
エレベータにあるパネルに目的階数を入力し、ルームキーをパネルにかざすと指定されたエレベータが開くというシステム(動画付き↓)
他のフロアにはアクセスできないようになっているため、セキュリティがとてもしっかりしています。
客室フロアの通路
お部屋は#2705
キッチン
ドアを開くとまず最新鋭のキッチン
キッチンの向かいには観音開きの扉
左半分はクローゼットでアイロンと台がありました。
右半分は乾燥機付きの洗濯機で洗剤もついています
グランドフロアのキッチンはダークブラウンを基調とした落ち着いた雰囲気
調理台は大理石
上部の棚には器や皿、ワイングラスやコップのほか、ケトルやトースターまで完備
下部にはワインセラーやカトラリー、鍋や包丁、まな板など
滞在中、最も使ったのがMiele社製のオーブントースター。テイクアウトしたピザや日本から持参した電子レンジ対応のご飯などで活躍しました。
食洗機のほか新品の洗剤やスポンジまで完備。冷蔵庫もMiele社製
ちなみに、ペットボトルの水は必要な分だけ何度もリクエストすることができます。
リビング・ダイニング
画像はタップして動かせます↓
※360°画像内の左下にあるマークをタップすると停止・再生を切り替えられます。
リビングは3人掛けのソファとチェア、テーブルがあり、ナチュラルな色で統一されています。
55インチのテレビとデスク
デスクにはウェルカムギフトとしてパイナップルのグミと大きめのトートバッグ
ダイニングは4人掛けのテーブルで、家族で使うには十分な大きさでした。
寝室
寝室にはキングベッドでこちらにもテレビが備え付き
ベッドからもワイキキビーチが一望できるというなんとも贅沢な眺め
寝室とリビングはドアで間仕切りが可能
キングベッドはシモンズ(Simmons)社製のBeautyrest Black
大人2人がゆったり寝られる大きさで寝心地はあまりに快適!
リッツワイキキのソファはベッドにもなり、大人2人まで寝ることができます。
フロントにリクエストすると、ソファをベッドメイキングしてくれます。
キングベッドと合わせると、大人2名、子供2名なら余裕で寝られます。
浴室・トイレ等
浴室には2人がゆったり入ることができるくらい大きめのバスタブでとっても綺麗
アメニティはフランスのフレグランスブランドDiptyque社製のフィロシコス(philosykos)
シャンプーやリンス、コンディショナーはフィロシコスで統一
リッツワイキキでは、CO2削減のため滞在ごとボトルを変えず、お客が使用した分だけ補充しています。
これらは全て、ダイヤモンドヘッドタワー内のスパショップで購入することができる。
ボトルを持ち帰ると60ドル請求されるのでご注意を⚠️
洗面台は2人用となっており広々
ボディクリームや石鹸もフィロシコス
トイレはリモコンタイプのTOTOウォシュレット
トイレの隣にはウォークインクローゼット
スーツケースなどの荷物は全てここに収まりました。
ラナイ
グランドスイートのラナイの最大の特徴はその広さ
15m2もありワイキビーチを一望できます。
ラナイからのオーシャンビューの動画はこちら↓
目の前を遮る建物が全くないため、とっても開放的な景色が広がります。
ワイキキの夜景も堪能でき、最高の時間を過ごすことができました!
家族やカップルでゆっくり贅沢な時間を楽しみたい方には超絶おすすめな部屋です。
おわりに
リッツ・カールトンワイキキのスイートはいかがでしたか?
最新の設備が整い、非常に綺麗な部屋でゆっくりとした時間を過ごすことができ、ホスピタリティが高い部屋でした。
特別な日にご家族やパートナーとともに時間を気にせずホテルでゆっくり過ごしたい、そんなときに最適なホテルです。
さらに、マリオットアメックスを利用すれば、レイトチェックアウトなどさまざまなエリート特典を受けることができます。
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