▶︎貯めたマイルで海外に旅行したい
▶︎何とかしてハワイに行きたい
▶︎特典航空券を確実にゲットしたい
「お得に旅行や宿泊をしたいけどどうすればいいかわからない」とお悩みの方が読んですぐ実践できるような内容となっています。
“読む⇒行動する”たったこれだけ!
ここで大事なことは読むだけでなく行動に移すということ
ホノルル線の特典航空券を取るためのあの手この手を包み隠さず公開します!
目次
ハワイは激戦区
特典航空券を使って海外に旅行する人は多いですが、その中でも特に予約が難しいのがハワイ
ANAでは羽田と成田から直行便が運行しており、このうち主役は成田発着のエアバスA380、通称FLYING HONU(フライング ホヌ)
ホヌは2019年5月から路線就航を開始しており、胴体にハワイの象徴であるウミガメを大きく描いた機体でとてもインパクトがある。
2020年3月までは1号機「ANAブルー」と2号機「エメラルドグリーン」の2機体制で運行を続けていたが、新型コロナウイルスの影響を受け、ホノルル直行便の運航が停止
そんな中、2022年7月にようやく1号機と2号機の運航が再開
そしてついに2023年10月20日に3号機がデビュー!
最新の運航情報
2023年月12月6日から成田=ホノルルの週14便すべてがホヌとなりました。
これによって、ANAホノルル線が提供する座席数はコロナ前を含めて過去最高に!
ホヌは1機あたり520席もあるため、激戦のANAホノルル線の予約のハードルが少しだけ下がることになります。
成田=ホノルル線はこう変わる
✔️2023年10月20日ホヌ3号機デビューにより、ホヌ3機のフル体制へ
✔️2023年12月6日から毎日2便、週14便をすべてホヌで運航へ
ホヌのクラス別運賃
✅エコノミー
大人1人あたりの往復運賃を見てみると
発着する曜日によっても変動しますが、約18万円になります。
✅プレミアムエコノミー
プレミアムエコノミーはエコノミーより若干高く約24万円
✅ビジネス
ビジネスクラスは運賃がグンと上がり約40万円もします。
✅ファースト
ファーストクラスは約89万円となり別格の高さです。
クラス別の必要マイル数
ANAでは、フライト期間をローシーズン(L)、レギュラーシーズン(R)、ハイシーズン(H)の3つに分類しており、それぞれ必要マイルを設定。
東京〜ホノルル間の必要マイルは以下のようになっています。
「改定後」と記載のマイルは2024年4月18日以降発券の予約が対象
ここで、クラス別の有償運賃と必要マイルを比較すると以下の表になります。
クラス | 往復運賃(目安) | 必要マイル | 1マイルあたりの単価 |
エコノミー | 約18万円 | 43,000マイル | 約4.2円 |
プレミアムエコノミー | 約24万円 | 61,000マイル | 約3.9円 |
ビジネス | 約40万円 | 90,000マイル | 約5.9円 |
ファースト | 約90万円 | 160,000マイル | 約6.9円 |
ホノルル便特典航空券の予約方法
これだけ聞くとほぼ絶望的な数です
しかし、特典航空券は3つのことをやるだけで高確率で予約することができます。
①355日前の午前9時ジャストに往復予約
ANA国際線の場合、特典航空券の予約開始は旅程全区間の中で一番最後に搭乗する便の出発日より355日前の午前9時00分からと定めています。
例えば以下のような旅程を仮定します。
ハワイ 7泊9日の場合 | 出発日 | 予約日 出発355日前 |
往路 東京→ホノルル | 2025年8月1日 | 2024年8月11日 |
復路 ホノルル→東京 | 2025年8月8日 | 2024年8月18日 |
往路出発日2025年8月1日の予約開始は、2024年8月11日。
ANA国際線特典予約では片道発券できないため、必ず往復予約しなければなりません。
これを踏まえると、復路の予約開始にあたる2024年8月18日に往路・復路をともに予約するのが正攻法ですが、ホノルル線などの人気路線では予約できません!
なぜなら、仮に復路を予約できたとしても、往路の予約開始から7日も経過しているため、すでに空席がないことがほとんど。ビジネスは往路の予約開始日の午前9時すぐに埋まってしまいます。
では、どうすれば往復予約しやすいか?
その答えは、往路予約日に復路も仮予約する
上記の例にすると、往路の搭乗日の2024年8月11日に復路も予約します。
「復路の予約は8月18日までできないのでは?」と思いますよね?
これは、ANAの国際線の特典予約のルールに従い、往路予約時に復路も「とりあえず」往路と同じ日に予約するというもので、いずれ8月18日に復路の変更手続きをします。
ここで重要なのは往路を確実に取るということ。
復路は往路予約時に席を確保できなくても構いません。
なぜかというと、復路はいずれ実際のフライト日に変更するための「あくまで仮の予約」であり、往路予約を確実に取ることに意味があります。
355日前がいつかわかるのはこちら
▶︎「基準日」に搭乗日を入力し355日前と入力
▶︎初日を「数えない」を選んで計算
ただし、このやり方はポイ活して特典航空券を獲得する陸マイラー界ではメジャーな方法のため、これだけでは特典航空券の確保は十分ではありません。
ここからさらに希望日の特典航空券を確保する確率を上げる必要があります。
②フライト検索画面の設定を変更
希望日の座席を確実におさえるためには、人よりも早く予約を完了させる必要があります。
具体的には、希望するクラスを即座に選択できるように検索画面の設定を変更します。
上は特典航空券の予約画面です。初期設定では「往復」が表示されます。もし、このままの設定でクラスと人数を選択して検索した場合、下のような検索結果となります。
重要なのは往路ですが、この画面の場合、成田発のフライング ホヌのプレミアムエコノミーが空席待ちとなってしまっており、羽田発しか選択できない状態です。
どうしてもフライングホヌに乗りたい場合、クラスをエコノミーに変更するため、検索画面に戻らなければなりません。これでははじめからエコノミーを選択した人に遅れを取ってしまいます。
そのため、検索画面の設定で「往復」から「複数都市・クラス混在」に切り替えておきます。
上の画面の状態で午前9時00分00秒となると同時に「検索する」を押します。
すると、成田発のフライングホヌのすべてのクラスの空き状況が一覧で表示されます。表示のケースではエコノミーに「空席あり」となっているため、すぐに予約を進めることができます。
次に「区間2」の復路の選択ですが、先ほど説明したとおり復路は仮予約のため、選択するクラスは空席ありでも空席なしでも構いません。
この後、予約を確定させるためにはまだ手続きが必要です。
③パスワード等をテキストメモする
予約を確定させるためには出発日時とクラスの選択後、以下の手順を経なければなりません。
お客様情報入力
↓オプショナルサービス選択
↓WEBパスワード入力
↓お支払い情報入力
↓クレジットカードパスワード入力
▶︎お客様情報は事前に会員情報の登録をしていればここで新たに入力する必要はありません。
▶︎オプショナルサービスは座席や機内食の選択ですが、これは予約後でも選択できるため、できる限り早く「次へ」を押しましょう。
▶︎WEBパスワードは事前に事前にテキストで入力しているものをコピペするか、デバイスの環境設定からパスワードを自動入力されるように設定しておきましょう。
▶︎お支払い情報では、事前に会員情報の登録画面でクレジットカードを登録した内容が表示されますが、「カード名義」と「セキュリティコード」だけ改めて入力が求められます。
ここも速やかに入力し内容確認をチェックし「発行する」を押しましょう。
最後に、使用するクレジットカードによって本人認証のためパスワードの入力を求められる場合があります。
クレジットカードのパスワードは事前にテキストで入力しているものをコピペするか手元にメモを置いてすぐに入力できるようにしましょう。
以上で予約手続きのすべてが完了します。
ここまでが競争なので、完了画面が表示されれば予約が完了したことになります。
「承認できませんでした」と表示された場合、手続きの途中で競争相手に追い越されたことを意味します。
この場合、改めて最初から予約し直すことになりますのでご注意ください。
復路の予約変更方法
次に、ダミーで予約した復路について、実際にホノルルを出発する日の355日前となる日の午前9時に予約変更手続きを行います。
ここでは2023年8月8日にホノルル発東京行きの便を予約する場合を例に説明します。なお、復路の日付は現地時間となるのでご注意ください。
搭乗355日前となる2022年8月18日の午前9時に予約変更手続きを行います。
ハワイ 7泊9日の場合 | 出発日 | 予約日 出発355日前 |
往路 東京→ホノルル | 2025年8月1日 | 2024年8月11日 |
復路 ホノルル→東京 | 2025年8月8日 | 2024年8月18日 |
まず、ANAトップ画面の「国際線予約確認」から予約番号を入力し、既存予約を表示
次に、往路予約時に設定した旅程について「予約変更」を選択
変更する「区間2」の復路にチェックを付け、実際にホノルルを出発する2025年8月8日を選択
上の画面の状態で午前9時00分00秒ちょうどに「検索する」をタップ
以降の手続きは往路予約時と同じ
予約変更手続きを終えれば、すべての手続きが完了です。
ホノルル便はフライングホヌの3機体制により特典予約がしやすくなったものの、ビジネスクラスは依然として激しい争奪戦が続いています。
クレジットカード情報などは事前に登録しておき、予約完了までの流れをイメージしながら予約当日に落ち着いてチャレンジしましょう!
特典予約できない場合の秘策
以上のやり方さえマスターすれば、通常時期ならハワイ往復の特典航空券を発行できる可能性は高まります。
ただ、それでも特典予約が取れない場合どうすれば良いか
答えは2つ↓
①UAマイルで特典予約
②SKYコインに交換して発行
①UAマイルで特典予約
ユナイテッド航空は成田〜ホノルル間を1日1便就航しており、ANAと同様に特典予約が可能です。
ただし、ANAと比べると必要マイルが高いため、特典予約のお得感は低いです。
また、そもそもUAマイルを保有していないと特典予約ができないので利用できる人が限られます。
②SKYコインに変換し航空券を発行
どうしても繁忙期しか家族旅行ができない人には最終手段としてマイルをSKYコインに換えて航空券を通常発行する方法があります。
ANAマイルからSKYコインは会員のランクに応じて1.5〜1.7倍のレートで交換可
交換レートは公式サイトで確認できます。
コインは航空券を有償発行する際に「1コイン=1円」となり、現金と併用することができます。
この航空券は特典航空券のように枠が限られているわけではないため、ほぼ確実に発行できます。
ただし、この方法は当然ながら特典航空券の発行よりも多くのマイル数を消費します。
会員ランクや座席のクラスによっても違いますが、特典航空券のマイルと比べて1人当たり2倍程度のマイルを消費します(燃油サーチャージの支払いに充当できるメリットはあり)。
そのため、特典航空券の空きがあればまず予約してしまい、残りの家族分をコインを使い同日同便を予約することをオススメ!