フェアフィールド・バイ・マリオット栃木宇都宮(以下、フェアフィールド宇都宮)に宿泊してきました。
気になる部屋の様子や館内の設備などを詳しく調べてきました!
結論から先に言うと、ビジネスホテルにマリオットらしいホスピタリティが加わったプチリゾートなホテルでした。
目次
フェアフィールドとは
フェアフィールドとは、積水ハウスとマリオット・インターナショナルのコラボ事業「Trip Base 道の駅プロジェクト」で整備するホテルで、地域の知られざる魅力を渡り歩く旅の拠点となる場所に配置されます。
これまでのマリオット系ホテルは旅の目的地としてラグジュアリー感の高いイメージですが、このフェアフィールドは “旅の通過点”だった「道の駅」に隣接したエリアに配置し、価格帯を抑えつつ、マリオットの品格も兼ね備えたホテルになります。
フェアフィールド宇都宮
アクセス
フェアフィールド宇都宮は、東北自動車道「宇都宮IC」から車で約10分に位置する道の駅「うつのみや ろまんちっく村」の敷地内にあります。
所在地:栃木県宇都宮市新里町丙260-1
ろまんちっく村は46ヘクタール(東京ドーム10個分)もあり、農と食に特化した体験型のパークです。
フェアフィールド宇都宮はマップの右下に位置し、パン工房やフードコートに隣接しているので、食事には困らない場所にあります。
客室の予約
今回はマリオットボンヴォイ公式サイトからの予約しました。
宿泊プラン
フェアフィールド宇都宮では、部屋タイプはスタンダードキングかスタンダードツインの2タイプのみとなっており、朝食もありません。
フェアフィールドの道の駅シリーズでは、宇都宮に限らず全てこのタイプで統一されており、道の駅利用者のニーズに合うように設定されています。
部屋サイズはキングとツインともに25平米です。
今回は大人2人(子供2人添い寝)でツインを予約しました。
フェアフィールドは子供は2名まで添い寝が無料なので、我が家は1部屋でなんとかおさまりました。
さらに、フェアフィールドではバウチャー(商品券)を使用することができます。
詳しくはマリオット・ボンヴォイの公式サイトをご確認ください。
▶︎対象料金以上であれば5%割引
▶︎対象料金:1室2名11,495円(税サ込)
駐車場
駐車場は写真の右側にように、ホテルの目の前に28台停めることができます。もし目の前が満車でも写真左側に第二駐車場があり、約60台停めることができます。
いずれも道の駅敷地内なので駐車代は無料です。
エリート特典
フェアフィールドでは、マリオット・ボンヴォイのエリート特典保証に基づき、プラチナエリート以上でウェルカムギフトとして1滞在あたり「500ポイント」または「飲食アメニティ」がもらえます。
フェアフィールド道の駅シリーズには朝食がないため、ウェルカムギフトは500ポイントで統一されています。
ただ、部屋サイズは25平米の1タイプのみのため、残念ながら部屋のアップグレードはありませんが、部屋の階層はリクエストが可能です。
▶︎部屋タイプは1キングかツインの2タイプのみ
▶︎朝食の提供はなし
▶︎1室大人2名までで添い寝は無料
▶︎エリート特典はプラチナ以上でウェルカムギフト500pt
外観
ホテルは最近の積水ハウスらしいスタイリッシュでモダンな外装です。
建物はフロントと客室が外壁の色で分かれています。
外観では客室も分離されているように見えますが、実は建物は全てつながっています。
夜はこんな感じにライトアップされます。
チェックイン
フロントはエントランス正面にあります。
宿泊代は事前支払いとなっています。
フロントの隣には24時間対応のミニバーがあり、ドリンクや食料はだいたい揃っていました。
冷蔵庫には、アルコールやフリードリンクのほか、栃木県内で製造されたサイダー類がありました。
こちらは全てフロントで都度支払いになります。支払いは現金のほか、クレジットや電子マネーも対応していました。
夜食や菓子類は隣に設置されているセルフレジで精算します。支払いはPayPayか電子マネーのみとなっています。
館内
ロビーは木のぬくもりがとても感じられ、居心地がとてもいい雰囲気でした。
何となくスタバを思わせるような長テーブルがあるので、ワーケーション目的の利用にも適しています。
もちろん館内はフリーWi-Fiです。
特に気に入ったのがこの照明です。これも木のぬくもりがあり、しばらく見惚れてしまいました。。
また、ロビーには24時間無料で利用できるコーヒーマシンがあり、カップやミルクも完備されています。
おかげで、夜にゆっくりロビーでくつろぐことができました。
案外、気に入ったのがエレベーターホール。外の緑がとても映えて素敵でした。
廊下は建物を背割りするように一直線となっているため、部屋は北向きと南向きに分かれます。
ドア周りは黒を基調としたシックな作りでした。
部屋のドアはカードキーをかざして開けるタイプです。
客室
部屋のテイストはモダンで、どことなく和の要素が取り入れてありました。
ベッドは2シングルで幅は120cm程度でした。
子供の添い寝は可能ですが、シングル同士をくっつけることができないタイプなので快適に寝るには未就学児までかな、という印象でした。
ただ、ベッドはふかふかでハイクラスホテルのベッドに引けを取らない質感でとっても気持ちよかったです。
25平米の部屋には寝室と洗面スペースに間仕切りがありました。夜に仕切ることで寝室スペースをしっかり確保することができます。
冷蔵庫の中にはミニバーがありませんでしたが、ミネラルウォーターとコーヒー、お茶がありました。
水廻りやアメニティは限られたスペースの中でコンパクトに配置されていました。
ハンドソープはフェアフィールドのオリジナルで、見た目の通りとっても爽やかな香りでした。
バスルームには浴槽がなく、シャワーのみとなっています。
ただ、お風呂は道の駅内にある天然温泉・露天風呂(大人510円、子供まで200円)があるので、十分リラックスすることができました。
その他、スイッチやコンセントは黒で統一されていました。時計もどことなく無印良品の雰囲気。。
全体的にフェアフィールドの設計思想を反映したシンプルスタイルですが、やはりクローゼットは欲しかったです。
マリオットアメックスと相性バツグン
フェアフィールド宇都宮は平日なら1万円以下で宿泊することができ、コストパフォーマンスはとてもよかったです。
ただし、ベッドはさほど大きくないので、小学生以上との子連れ旅行で利用する場合は、2部屋に分けて利用する方がゆったり過ごすことができると思いました。
車で遠出する計画がある場合は、旅の中継地としてフェアフィールドを活用すればより快適な移動ができるので、全国的にフェアフィールドの立地が進むといいですね。
旅行好きでマリオット系ホテルと相性が抜群のマリオットアメックスを持っていない方にはこちらの記事をオススメします。
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