「お得に旅行や宿泊をしたいけどどうすればいいかわからない」とお悩みの方が読んですぐ実践できるような内容となっています。
“読む⇒行動する”たったこれだけ!
▶︎少ないマイルでビジネスクラスに乗りたい
▶︎燃油サーチャージは無料にしたい
お得情報は改悪の繰り返し
マイルを使った特典予約に関する情報はブログやSNSに溢れていますが、これらはお得であるほど航空会社により予告なしに変更されます.。
最近では、ユナイテッド航空の国際線の必要マイルがアップしたほか、アラスカ航空のマイルでJALビジネスクラスが格安で取れる方法が閉鎖されました。
ただ、それでも新たなお得情報が出てくるのがマイルの面白いところ!
なぜなら、航空会社間では競争原理が働くため、マイル提携により新たな利用者を引き込もうとするのはごく自然なことだからです。
今回紹介するのは、日本=台北線のビジネスクラスが非常に安いマイルで取れるというもので、マイラー界隈ではかなり流通している情報です。
当然ながら、この方法もいずれ改悪されることを念頭にご覧いただき、もし取りたいと思った場合は早めの行動をおすすめします。
すぐに情報を知りたい方は記事内のこちらへジャンプ
目次
ビジネスクラスで台湾に行きたい!
日本から台湾には、ANAやJALのほか、台湾のエバー航空、スターラックス航空などが就航しています。
2024年時点で東京(羽田、成田)=台北で直行便がある航空会社はこちら↓
東京から台北までのフライト時間は3時間半程度と比較的短いため、エコノミーでも我慢できるレベルだと思います。
ただ、もし仮にビジネスクラスが格安で取れるなら乗ってみたいと思いますよね?
2024年4月東京=台北のビジネスクラスの最低料金を見ると
JALは片道290,010円〜
ANAは片道303,350円〜
個人的には、3時間半程度のフライトでこの料金ではあまりにもコスパが悪いと思います。
では、JALやANAの必要マイルはどの程度でしょうか?
ビジネスクラスの必要マイル数
有償予約に比べてだいぶお得感がありますね!
ただし、ここで痛いのが燃油サーチャージが取られること
燃油サーチャージは正式には「燃油特別付加運賃」と呼ばれ、有償予約や特典予約に関わらず日本に発着する航空会社の判断でチケットに上乗せされるものです。
では、燃油サーチャージはどの航空会社でも一律かというとそうではなく、ユナイテッド航空やアメリカン航空、アラスカ航空など北米の航空会社では燃油サーチャージを徴収していません。
これは提携する他社の航空券を発行する場合でも同様で、例えば、ユナイテッド航空のサイトからANAの国際線の航空券を購入する場合でも燃油サーチャージは無料になります。
一方、ANAサイトから自社の国際線を購入する場合は燃油サーチャージが発生。
つまり、同一の便でも発券する航空会社を変えるだけで燃油サーチャージが無料になるケースがある、まさにここが重要な点です。
最もお得なビジネスクラスはこれだ!
では、日本=台北線のビジネスクラスで最もお得な取り方は何か、現時点での最適解は
アラスカ航空のマイルでスターラックスのビジネスクラスを発券する方法
アラスカ航空やスターラックス航空について解説していきます。
✅アラスカ航空
アラスカ航空は、米シアトルを拠点とする航空会社で2021年3月にワンワールドに加盟。
これまでアラスカ航空は他社の特典航空券を格安で提供してきた実績があります。
例えば、JAL便の日本=東南アジアのビジネスクラスをJALで取ると片道40,000マイルかかるのに対し、アラスカ航空のサイトからだと25,000マイルで取れるという非常にお得なプランがありました。
ただ、このプランは2023年3月に終了。
そんな中、アラスカ航空は2023年4月、スターラックス航空と提携を開始
✅スターラックス航空
スターラックス航空は台湾を拠点とする航空会社で、現時点で航空連合(アライアンス)には加盟していないものの、東京や札幌、大阪、福岡など国内の多くの都市に就航しています。
2023年10月1日からは、東京(成田)=台北(桃園)線でファーストクラスのサービスを開始(詳細はこちら)
さらに、2023年12月1日から中部=台北(桃園)が就航
このようにスターラックスの台北線は非常に注目されている路線といえます。
では、アラスカ航空とスターラックスの組み合わせがなぜお得なのか、詳しく解説します。
アラスカ航空×スターラックス航空の3つのメリット
✅ビジネスクラスの必要マイルが非常に少ない
日本=台北線ではアラスカ航空のマイル(ASマイル)はJALやANAよりも必要マイルが少ないことが特長です。
以下は日本=台北間の片道ビジネス特典に必要なマイルを比較したもの
例えば、例えば成田=台北のビジネスは片道15,000マイル、往復30,000マイルから発券できます。
なぜASマイルではこれほど必要マイル数が少ないか。その理由は下の表を見るとわかります。
この表はアラスカ航空の提携パートナーアジア太平洋地域マイルチャートで、距離1,500マイル(約2,400km)以下の区分だけ、必要マイルがかなり低いことがわかります。
これを日本発着で図示すると↓
1,500マイルの区間に台湾がギリギリ入っていますね!
ただし、日本=台湾で1,500マイル圏内なのは仙台までで、それより北では区間が1ランク上がってしまいます。
✅燃油サーチャージが無料
2024年11月時点でJALやANAはマイル以外にかかる費用が2万円を超える一方、ASマイルを使えば、燃油サーチャージは無料で、諸税の約1万円程度。
このように、ASマイルを使えば必要マイルも支払額も最安となり、現状で最もお得にビジネスクラスを取ることができます。
✅ビジネスクラスが新しい
「スターラックスのビジネスクラスってどうなの?」「しょぼい?」と思うかもしれませんが、実はかなりかっこいいんです!
特に、A350という機材は2022年10月にエアバス社から受領した最新鋭のもので、ビジネスクラスは高級感溢れるデザイン
スターラックスの日本=台北に使用している機材は以下の3種類
機材 | A350-900 | A330neo | A321neo |
ファースト | 4席 | ー | ー |
ビジネス (シートピッチ) | 26席 (44〜45インチ) | 28席 (44インチ) | 8席 (63インチ) |
プレミアムエコノミー (シートピッチ) | 36席 (40インチ) | ー | ー |
エコノミー (シートピッチ) | 240席 (31〜32インチ) | 269席 (31〜32インチ) | 180席 (31〜32インチ) |
詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
国内各都市で使用機材が異なるので注意が必要
特に成田ではA350-900とA330neoの2種類を使用しており、最新鋭のA350-900が必要マイルが高い傾向にあります。
ただし、日付を調整するとA350-900でも片道15,000マイルで予約できる日も確認できます。
JALラウンジが使える!
スターラックス航空はアライアンスに加盟していないため、日本国内にはスターラックス専用のラウンジはありません。
ただし、国内の所定のラウンジを使用することが可能(公式サイト)
例えば、成田=台北のビジネスクラスを購入した場合、出発時にJALサクララウンジを利用できます。
さらに、2023年10月1日から成田線にファーストクラスが設定されることで、ファースト利用者はJALファーストクラスラウンジも利用できることに。
ASマイルの貯め方
長々とASマイルのメリットを説明しましたが、そもそもASマイルが貯まっていないと特典予約はできません。
ASマイルを貯める方法は様々ありますが、手っ取り早いのは以下の2つの方法です。
✅マイルを直接購入(バイマイル)
✅マリオットポイントから交換
✅マイルを直接購入(バイマイル)
アラスカ航空では、公式サイトからマイルを購入することができます(要会員登録)。
1,000マイル単位で購入でき、レートは1,000マイル=27.50ドルです。
レートは決して良くありませんが、アラスカ航空では不定期で増量マイルキャンペーンを開催しています。
円安の状況下では、バイマイルはお得な方法ではありません。
ただし、どうしてもマイルを追加したいときなどは、キャンペーン時に購入することをオススメします。
✅マリオットポイントから交換
マリオットポイントは、ホテルチェーン最大手のマリオット・ボンヴォイが提供しているポイントサービスです。
無料で会員登録さえすれば、マリオット系列ホテルの利用などでポイントが貯まります。
また、マリオットアメックスでクレジット決済するごとにポイントが発生し、マリオットポイントへ自動移行します。
貯めたポイントはマリオット公式サイトから航空会社約40社のマイルへ交換することができます。
ASマイルへは3ポイント=1マイルの比率で交換でき、さらに、60,000ポイント単位で交換すると、ボーナスとして5,000マイルが付与されるので、60,000ポイントで25,000マイル貯まります。
私の場合、ASマイルはマリオットポイントから交換しました。
交換申請から2日後にはASマイルが付与されていたので、非常にスムーズでした。
2024年9月にハワイアン航空を買収したことでハワイアンマイルとアラスカマイルは相互交換が可能に!
また、2024年11月16日までハワイアンマイル購入で100%増量キャンペーンを開催中
ハワイアンマイルはアラスカマイルに1:1で移行できるため、アラスカマイルを一気に獲得したい方には絶好のチャンスです!
✅キャンペーン詳細
条件:2024年11月1日19時00分から2024年11月16日18時59分(日本時間)の間に5,000マイル以上購入
最大購入マイル数:1,000マイル単位で、1回あたり最大100,000マイルまで購入可
ハワイアン航空のマイル購入の手順については、私と相互フォロワーのskyteamerさんのポストがわかりやすいのでご紹介します↓
おわりに
ASマイルの魅力、伝わりましたか?
少ないマイルでビジネスを発券できるのはお得ですが、航空業界はサービス改悪が繰り返されるので、これがいつまでも続くとは考えにくいです。
そのため、できる限り早め早めに予約を入れておけば様々な面で有利になります。
ASマイルのメリット・デメリットを十分理解した上で、家族でビジネスを実現しましょう!
今ならマリオットポイントを最大獲得できるキャンペーンを実施中です。
マリオットポイントに移行できるマリオットアメックスカードでは特別なキャンペーンを開催しています。
詳細はX(旧Twitter)またはInstagramのDMにてご連絡ください。