三井京都では客室のアップグレードを受けたほか、貸切温泉や無料朝食も楽しむことができ、満足度が高い宿泊をすることができました。
この記事では、三井京都のうち、客室の特徴をまとめました。実際泊まった感想として、
マリオット系列ホテルでべストホテルの1つでした!
これから三井京都に宿泊を検討している方に少しでも参考になればと思います。
では、さっそく見ていきましょう!
【あわせて読みたい三井京都】
目次
ホテル・ザ・三井京都
HOTEL THE MITSUI KYOTOは、世界に30あるマリオットブランドの中でも最上位に位置付けられている「ラグジュアリー」ブランドの1つ
マリオット・ボンヴォイは2022年3月までホテルのランクを1~8のカテゴリで区分していましたが、三井京都は最高ランクの「カテゴリ8」を獲得
2023年時点でラグジュアリーコレクションは国内に5軒しかありません。
・翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都(2015)
・ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町(2016)
・イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古(2018)←宿泊記
・HOTEL THE MITSUI KYOTOラグジュアリーコレクションホテル&スパ(2020)←今回宿泊
・紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良(2023)←宿泊記
海外編:ロイヤルハワイアン←宿泊記
三井京都は、三井総領家(北家)の邸宅が存在していた二条城向かい2020年11月に開業
由緒ある「梶井宮門」は解体後に修復や補強を行い、ホテルの表玄関の顔となっています。
ホテルは一方通行の多い閑静な住宅地に立地
▶︎所在地:京都市中京区油⼩路通⼆条下る⼆条油⼩路町284
▶︎駐車場:1泊1日4,000円
▶︎規模:地下1階、地上4階
▶︎客室数:161室(うちスイート22室)
駐車場は4,000円と高め
ただし、ホテル近くに1日最大1,500円程度を設定しているコインパーキングが複数あるのでおすすめです。
客室・スイート
161室ある客室とスイートの内訳はこちら
※印は1キングと2ダブルの2種類あり
三井京都で眺めが良いおすすめの部屋は二条城ビューとガーデンビュー
三井京都は近隣商業地域でありながら細街路に面しており、さらに京都市の景観条例の高さ制限があるため、二条城に面する大通り以外は決して眺めが良いものではありません。
こちらは京都三井のライティングを手がけた「ライティング創」が紹介している三井京都の客室レイアウトです↓
三井京都はシティービューを最小限配置しつつ、二条城や中庭を向いた部屋をできるだけ多く配置する設計により、眺望上のデメリットをカバーしています。
もちろん、シティビューや坪庭ビューのスイートも部屋自体はとても上質
特に、Onsenスイートは地下のため街並みの眺望は一切ないものの、天然温泉の露天風呂を備え、この部屋専用に作られた植栽や石積みがある坪庭を眺めることができ、特別な部屋となっています。
宿泊予約とエリート特典
※以降は2022年10月に宿泊した際の内容になります。
今回の宿泊はボトムのデラックスルームをマリオットポイント59,200Pで予約
予約した時期がマリオット・ボンヴォイが年に一度開催するWeekOfWondersのキャンペーン中だったこともあり、非常に少ないポイント数で予約できました。
宿泊で気になるのは客室のアップグレード
マリオット系列ホテルでは、ロイヤリティプログラム(規約)に基づき、年間の宿泊実績に応じて5段階のエリートが設定されており、各エリートの特典が公表されています。
三井京都ではプラチナ以上で以下の特典を受けることができます。
▶︎ポイントボーナス:
プラチナで50%ボーナス
チタン、アンバサダーで75%ボーナス
▶︎レイトチェックアウト:
最大午後4時まで
▶︎ウェルカムギフト:
大人2名まで朝食無料
※マリオット会員であれば、ランクに関わらず子供(12歳以下)は最大2名まで無料
▶︎アップグレード:
一部スイートを含む
私はチタンエリートのためアップグレードの対象ですが、実際どうだったか見てましょう!
チェックイン
堂々とした梶井宮門をくぐると、一気に高揚感が増します!
エントランスを通り、ロビーラウンジでチェックイン
京菓子とともにウェルカムドリンクは緑茶で和の雰囲気に癒される
スタッフから施設案内などの説明があった後、
参考までに宿泊日のプレミアガーデンルームの有償料金を確認したところ11万円超え
アップグレードをしていただき感謝
数あるマリオット系列ホテルの中でも三井京都はポイント宿泊のお得度が非常に高いのでオススメです。
【デラックスガーデンルームとプレミアガーデンルームの違い】
マリオット公式サイトでは、デラックスガーデンルームとプレミアガーデンルームは区別なく「ガーデンルーム」として同料金で予約を受け付けています。
一体何が違うのか
正確には客室の配置によって若干面積が異なり、
デラックスガーデン=47平米
プレミアガーデン=50〜61平米となります。
つまり、仮にガーデンルームにアップグレードされたとしても、デラックスガーデンかプレミアガーデンかは案内される客室次第ということになります。
次に客室へ移動します。
ロビーラウンジから客室へ向かう途中、さまざまな景色に目を奪われる。
まずはロビー隣にある茶居
事前に申し込めば、アンバサダースタッフによるお茶席体験を受けることができる
詳しくはエクスペリエンスへ
さらに進むと1階通路には有名な伏見稲荷大社の千本鳥居をイメージした柱と梁が空間に奥行きを与えている
エレベータホールや通路で素晴らしいのは洗練されたライティング
客室の様子
ではプレミアガーデンルームの様子を紹介
宿泊したのは2階のガーデン向き↓
レイアウトはこちら
客室はナチュラルな色で統一され、電球色のライティングで温かみのある空間となっている
タップして動かせます↓
三井京都では12歳以下(小学生まで)は添い寝無料
ミニバーはエリートメンバーに関わらず全て有料
客室のウェルカムスイーツは和菓子やチョコ、マカロンと充実
急須や湯呑みも非常にこだわりが感じられ、一つ一つにおもてなしが感じられます。
洗面所
ドイル製の水廻りは非常に洗練されたモダンな造り
個人的に相当好きなデザインです。
ドライヤーはHOLISTIC cures (ホリスティックキュア)
アメニティはチューブタイプで統一
PARFUM SATORI(パルファン サトリ)とLA BOTTEGA(ラ ボッテガ)のコラボレーションによる三井京都のために特別に作られたものです。
特に気に入ったのは木箱に入っているボティローション
クリームは伸びがあり、香りが非常に心地良い
おまけとして紹介したいのが室内スリッパ
厚みがありふわふわしで肌触りが良く、とってもリラックスできます。
室内スリッパやバスローブなどのホテルオリジナルアイテムは、地下1階のTHE SHOPのほか、オンラインショップでも購入できる
浴室
浴室もスクエアでモダンな雰囲気
バスタブは大人でも2名がゆったり入ることができるほどのサイズ
特に気に入ったのはオーバーヘッドシャワー
直径が30cmほどあるヘッドシャワーからは非常に細かい水が降られ、肌に優しく当たる
少しだけ動画を撮ってみました↓
このシャワー、ぜひ体験していただきたい!
ガーデンビューの最大の特徴
ガーデンビューの最大の特徴は手入れがされた美しい中庭を一望できる点です。
レイアウトを見ればわかるように、三井京都の中庭は決して広くありません。
ただし、さまざまな植栽が立体的に配置されているので、昼夜に関わらず奥行きを感じることができます。
三井京都では客室以外にも見どころはたくさんありますが、ガーデンビューの客室は感動ものなので、ぜひ体験して欲しいです。
おわりに
三井京都のお部屋はいかがでしたか?
有償では相当高めなホテルですが、ポイント宿泊ではとてもお得に利用できます。
特別な日にご家族やパートナーとともに時間を気にせずホテルでゆっくり過ごしたい、そんなときに最適なホテルです。
さらに、マリオットアメックスを利用すれば、レイトチェックアウトなどさまざまなエリート特典を受けることができます。
マリオットポイントに移行できるマリオットアメックスカードでは特別なキャンペーンを開催しています。
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