【片道80万円】ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のA350-1000ビジネスクラス「クラブスイート」は“控えめに言って最高”を超えていた!

【片道80万円】ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のA350-1000ビジネスクラス「クラブスイート」は“控えめに言って最高”を超えていた!
キラキラ
こんにちは!同じ幸せを得られるなら安い方がいいをモットーに、マイルやポイントを活用し,家族で国内外の高級ホテルに何度も宿泊している40代サラリーマンです。
特にマイルは使い方によって価値を最大化でき、旅費を抑える優れもの!使い方がわからないなら“読む⇒行動する”たったこれだけ!

長距離ほど価値があるビジネス

突然ですが、あなたは国際線のシートをどのような基準で選びますか?

私は飛行時間が3時間以内ならエコでもOK、4〜6時間程度ならプレエコ、7時間以上ならビジネスに乗るようにしています。

2024年5月、ブリティッシュ・エアウェイズ(以下、BA)のビジネスクラス“クラブスイート”に乗り、ロンドンー羽田間の約14時間のフライトを体験しました。

【片道80万円】ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のA350-1000ビジネスクラス「クラブスイート」は“控えめに言って最高”を超えていた!

結論から言うと、期待をはるかに超える完成度で、上質な空の旅を長時間にわたって体験することができました!

この記事では、実際に体験して分かったことをすべてレビューします。

クラブスイートを利用しようか迷っている方は、少しでも参考にしてくださいね

では、さっそく見ていきましょう!

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クラブスイートとは

クラブスイート(Club Suite)とは、BAがエアバスA350-1000型機で初めて導入したビジネスクラスの通称で、A350-1000は2024年3月31日から羽田=ロンドンでも導入。

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A350-1000(公式サイトより)

特長はなんと言ってもプライバシードアや豪華なフルフラットベッド座席が完備されている点。

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クラブスイート(公式サイトより)

今回はクラブスイートを利用すべく、綿密に日程を組みました。

日本発着の対象便

BAのA350-1000型機は2024年5月時点で13機しかなく、そのうち1機が羽田=ヒースローで運航。

注意点としては、羽田=ヒースローは1日2往復(ダブルデイリー)であり、このうちA350-1000は羽田を8:50に出発する便(BA8)とヒースローを9:10に出発する便(BA7)が対象であること(2024年5月時点)

※使用機の遅れや機材故障などで機材変更の場合がある

羽田→ロンドン

便名出発到着運行日・フライト時間機材
BA8羽田8:50ヒースロー15:45毎日(14h50m)A350-1000
BA6羽田13:05ヒースロー19:55毎日(14h50m)787-9

ロンドン→羽田

便名出発到着運行日・フライト時間機材
BA7ヒースロー9:10羽田(翌日)7:00毎日(13h50m)A350-1000
BA5ヒースロー13:00羽田(翌日)10:55毎日(13h50m)787-9

787-9とは雲泥の差

エアバスA350-1000とボーイング787-9の差はかなり大きい。

A350-1000のクラブスイートは1-2-1のゆとりある配置で、どのシートからでも通路にアクセス可能。

一方、787-9は2-3-2とやや窮屈な配置(詳細はこちら)。

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seatmapsより

また、シート幅は787-9が20インチ(50.8cm)に対し、A350-1000は27インチ(68.5cm)と17cm以上も広い。

さらに、787-9はドア付きではないのに対し、A350-1000のクラブスイートはドア付きの半個室タイプとなっており、787-9よりプライベート感が圧倒的に高い。

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クラブスイート(ブリティッシュカルチャーHPより)

せっかく同じお金やマイルを使うなら、快適な方がいい!ということで迷わずA350-1000をセレクト

有償料金、必要マイル

羽田=ヒースローのクラブスイートの有償料金は時期によって異なり、概ね50万円〜100万円の範囲で設定されている。

ちなみに私が搭乗した便では3,993ポンド(約80万円)

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BA公式アプリより

当然ながらこんな料金では乗れないので、マイルを使いました。

ここでカギとなるのはどのマイルを使って特典予約するか

王道はBAのほか、カタール航空、イベリア航空、フィンエアー、アメリカン航空などで使えるBAの共通マイル「Avios」を使う方法。Aviosって何?という方はこちら

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羽田=ヒースローのクラブスイートの必要マイルは片道100,000Aviosから

Aviosはアメックスゴールドプリファードなどのクレジットカード決済で貯まるポイントを移行して貯めることができます。詳しくはこちら

Aviosを貯めることが難しい方は、JALマイルを使ったJMB提携社特典予約がおすすめ!

JMB提携社特典予約とは、JALと同じワンワールドグループのエアラインをJALマイルで特典予約することができるもので、目的地までの距離とシートクラスに応じて必要マイルが決められています。

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ワンワールドグループ

羽田=ヒースローのビジネスクラスは片道80,000JALマイルで予約でき、本家のAviosよりもリーズナブル。

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さらに、JMB提携社特典航空券は往復予約すると必要マイルが大幅に少なくなるのがメリット

羽田=ヒースローのビジネスクラス往復では110,000マイルとなり、片道ずつ予約するより50,000マイルも少なくなる

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ただ、羽田=ヒースローのJMB提携社特典の往復予約はかなりハードルが高いです。。

その理由は

①往路、復路の特典枠が空いている日を組み合わせるのが難しい
②仮に往復取れたとしても、復路の諸税が鬼のように高い

①往路、復路の特典枠が空いている日を組み合わせるのが難しい

JMB提携社特典航空券はワンワールドグループで特典枠を共有しているため、そもそも枠が少ないのが難点。

そのため、往路と復路をともに人数分予約するのはかなり至難の業。1名ならなんとか可能、2名ではなかなか難しく、3名以上ならほぼ困難な印象です。

②仮に往復取れたとしても、復路の諸税が鬼のように高い

羽田=ヒースローを予約する際に注意すべきはヒースロー→羽田の諸税が非常に高いこと

これは有償予約、特典予約の別に関わらず一律で徴収されるもので、イギリスから出国する際にはAir Passenger Duty (APD)という出国税がかかる。

APDはロンドンから目的地の首都までの距離を3つに区分し、それぞれの区分に応じた額を料金に上乗せされます。

このAPDなどの諸税を合計すると、必要マイルに加えて8万円程度もかかることに(2024年6月時点)。

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ヒースロー→羽田の諸税内訳

そのため、諸税の支払いが難しい場合は往復予約をあきらめて、フランスなどの隣国から帰国した方がお得です!

豆知識:クラブスイートをJMB提携社特典予約するときの便利な方法

JALの提携社特典航空券でクラブスイートを予約する場合、JALサイトだけで探すのはおすすめしません!

なぜなら、JMB提携社特典予約の検索は非常に使い勝手が悪く、特典枠が残っている日をカレンダー表示できません。

そのため、特典枠の空き状況を1日ずつ地道に調べなければならず非常にストレス。。

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JAL公式サイトより

そこでおすすめしたいのがBAの公式サイトやアプリを活用する方法

BAサイトでは、Aviosを使った特典枠をカレンダー表示できます。ここでBA特典枠がゼロの日はJALサイトでも必ずゼロ。つまり、BA特典枠がある日だけを調べればいいんです

このように、BAサイトのカレンダー表示を活用すればJAL特典枠が残っている日にちを時短で見つけることができます。

手順はこれを参考に↓

https://twitter.com/spg_tabi_mile/status/1769115579162771476?s=46

実際にクラブスイートに乗ってみた

前置きが長くなりましたが、2024年5月、A350-1000ヒースロー→羽田クラブスイートに乗りました。

羽田行きでは諸税が高いって言ってたのになぜ?と思うかもしれませんが、本命のヒースロー行きがどうしても取れなかっただけですww

ヒースロー空港のT5から専用バスで移動し、タラップから搭乗

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エアバスをこのアングルから見ることができるのは感動!!!

A350-1000は天井が非常に高いのが特長で、非常に開放感があります。

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そして念願のクラブスイート!

今回はあらかじめ座席を指定し「9A」を選択済み

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なぜ9Aにしたかというと、①1人の個室空間を楽しみたい、②トイレやギャレーから離れた位置にしたい、③座席指定料を最小限にしたい、という理由

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豆知識:BAの座席指定のルール

ビジネスとエコノミーでは、有償・特典予約の区分に関わらず座席指定は原則有料(ファーストクラス搭乗者やBAの上級会員は予約時から無料。詳細はこちら

また、座席の位置によって指定料は異なり、先頭の窓側の方が高い傾向にある。

座席指定は有償払い、Aviosを使った支払い、またはその両方を組み合わせた支払いを選ぶことができる。

例)指定料15,590円の座席は以下の5種類から支払いを選択

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ただし、オンラインチェックインができる出発時刻の24時間前から全ての座席を無料で指定することができる

A350-1000のクラブスイートは全56席

今回、有料で座席指定した際は、指定済みのシートは56席のうち1割程度

ところが、出発24時間を切り、座席指定が無料になった直後の状況はこちら↓

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無料の座席指定はかなりの競争が起こることが判明。もちろん、時期や路線によっても異なるが、私が利用した便では、出発24時間を切った直後に多数の席が座席指定されました。

アメニティ、寝具

それではクラブスイートの様子をチェック!

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シートはやや斜めに向いており、9Aでは左側に操作ボタンや収納ボックスが配置されている。

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アメニティポーチはイギリスのファッション、インテリアブランドのThe White Company

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ホワイトカンパニーはロンドン市内に路面店があり、プレゼント用として喜ばれる人気ブランド。

ポーチの中身はこちら↓

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リップクリームやアロマオイル、保湿剤のほか、アイマスクやソックスなど

特にラベンダーの香りのついたアイマスク、これはとってもリラックスできました!

寝具もホワイトカンパニー。シーツとマットレスはふかふかで肌触りが抜群!

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シートをフルフラットにしてホワイトカンパニーの寝具に包まれると時間を忘れます。

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シートは比較的身体の大きな私でも足元に余裕があり、窮屈さは全く感じませんでした。

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設備、収納

クラブスイートの最大の特長であるプライバシードア

離陸時と着陸時以外はドアを閉めることができ、個室空間を満喫できる。

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モニタのフライトマップは3D表示もでき、タッチして自由に動かせる(動画あり)。

座席の側面にあるパネルはタッチパネル式でシートを自由に調整できる。

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収納ボックスは2つ

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左側のボックスは3〜4cm程度の深さしかないため、メガネや小物入れとして活用できそう

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右側のボックスにはモニターコントロールが内蔵されており、左右に電源やイヤホンジャックが配置

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かなりの容量は入るボックスで、一眼レフカメラや充電器、AirPodsなどを入れてもまだ余裕

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ちなみに機内で配布されるイヤホンは残念ながらごく普通。。

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イヤホンジャックにAirFlyを接続し、使い慣れたAirPodsで機内提供の映画などを快適に聴くことができました。

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クラブスイートはアレを使えば乗れる!

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クラブスイート、いかがでしたか?

「クラブスイートに乗るマイルなんて貯められない」という方も少なくないと思います。

でも実はAviosやJALマイルに交換可能なポイントをゲットできる方法があるんです。

この仕組みさえ分かれば、クラブスイートに乗ることはそう難しくはありません。

そのヒントがこちら↓

獲得ポイントによっては、往復ともにクラブスイートに乗ることもできます!

もし詳細を知りたいという方は、X(旧Twitter)InstagramのDMで「詳細教えて」とご連絡ください!できる限り相談に応じます!

【片道80万円】ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のA350-1000ビジネスクラス「クラブスイート」は“控えめに言って最高”を超えていた!
クラブスイートに乗って快適な空の旅を体験してください♪

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